就職するときは、どの会社を選ぶと良いか迷う前に、まず職種と業種について考える必要があります。
職種とは、職業の種類のことをいいます。たとえば、「経理事務」「調理師」「販売」「技術者」「運転士」などが職種と呼びます。職種の数は現在3万以上にものぼり、多種多様です。 業種とは、産業の分類のことをいいます。たとえば、「製造業」「情報・通信業」「運輸業」「金融」などに区分されます。
仕事を選択する順番は、まず職種選びから入り、業種選びをし、最後に企業とうい流れが一般的ですが、なかには業種を第一優先したり、将来有望な企業を探す方法などもあります。大切なことは、どれか一つにこだわるのではなく、職種・業種・企業の3つの観点から幅広く検討することなのです。
職種を選ぶ際に大切なことは、業種と同じように、将来有望であるかを調べる必要があります。現代は、生産よりも、販売やサービス業、医療健康関連、知識や情報を活用するマネージメントサービスなどの求人が増加しています。学生求人に考えられる職種を以下に紹介しましょう。
庶務・文書・人事・会計・調査・企画など事務に関係する仕事です。OA機器の扱いになれている能力も求められます。
調理及び接客、娯楽、身辺の用務など、個人に対してのサービスを行う仕事です。中には各種の資格取得が必要となる諸種もあります。
電車及び自動車、船舶、航空機などの交通機関の運転及び操縦、通式の操作を行います。資格や免許の取得が必要不可欠な場合もあり、私企業以外に地方の公営企業などへの就職が多いのも特徴的です。
機械や器具を使用して原材料の加工、機械の組み立てや修理などに従事する仕事です。建設の仕事や鉱物の採掘なども含まれます。
国家の防衛、社会や個人の財産保護、社会秩序の維持などに従事する仕事です。公務員に属する職種が多く占めます。