自分に適した職種や業種についていろいろ吟味し、自分にふわわしいと思えるものをまとめたら、いろいろ企業・会社の選択に入ります。これから、将来付き合っていく職場を選択する訳ですから、「知名度が高く有名だから」「大手企業だから安泰」などといったイメージのみで簡単に判断するのはよくありません。求人票や会社案内、過去の資料などから情報を収集し、先生や両親、先輩などから意見を集めることが大切です。
移り変わりの多い現代を企業・会社が生き残るためには、柔軟な発想と違った方向へ転換する決断力がポイントとなります。組織が旧態依然とした制度ではないか、仕事の進行方法が機能的であるか、経営方針が消極的ではないかなどが、生き残ることができるかどうかの目安となります。
また、企業の発展に必要不可欠な企画力や技術力については、研究開発の姿勢や調査活動、そしてこれまで出してきた結果などから確認します。
販売力については広報活動ならびに店舗展開、さらに消費者の把握、組織化といったマーケティング能力がどれほどあるか、そしてそれを経営に生かすことが出来ているかを調べることで確認することが出来ます。
一般に大企業と比べ、中小企業や中堅企業は、経営基盤がもろいと言われていますが、中小企業ならではのメリットも数多くあるので侮れません。大企業にはない中小企業のメリットの一例を以下に示しましょう。
ここ最近では、会社を設立する若い世代が増加しつつあります。とくにIT産業関連におけるベンチャー企業によるニュースが紙面を大きく飾ることも珍しくなくなりました。ベンチャー企業のなかには、4~5人の社員で、数億円を売り上げたり、株式上場したりなどめざましい発展を遂げるものもあります。会社の規模や歴史としては、大企業には勝てませんが「独立して頑張りたい!」という若い世代にとっては活躍の場があります。